2016年6月29日水曜日

生まれました②



6月25日(金)

21:00

かかりつけクリニックから着信。

直前に破水らしき濃い緑色のオリモノが

たらのお尻についていたことを報告。

しきりにお尻をペロペロしている



22:00

お尻から薄い血液のような透明のものが

床に垂れる

抱っこして巣箱の中に誘導

ここからいきみが始まる





本来猫はひとりで静かに

誰にも見られず出産をするそうですが

私が離れるとどうしても落ち着かず

いきみを中断して

隔離部屋を出ようとするので

出産が終わるまで付き添うことにしました


不安なのか

途中で何度かいきみを止めて

私の膝に乗ろうとするたら

体を撫でることで

どうにか巣箱に留まります







22:30

長い陣痛の末

1匹目出産


たらが羊膜をお尻から破るが

お尻側ばかりなめて鼻口がふさがったまま。

子猫の動きがなくなり始めたので

こちらで羊膜を破る。



だが子猫は口をパクパクするのみで

鳴き声も動きもない。

繰り返しタオルでゴシゴシ蘇生。








その間、二匹目誕生。

羊膜の中でミーミー元気いっぱい

たらは上手に胎盤と羊膜を処理。




蘇生を施していた1匹目がもぞもぞ動くが

まだ弱弱しくたらは見向きもしない。

へその緒を糸で縛りはさみで切る

再度、ゴシゴシ蘇生を繰り返す。

蘇生始めて15分、

やっと元気に動きながらミーミー鳴きはじめたため

たらの下に戻す。




二匹そろって一生懸命乳首を探して授乳。




その後さらに3匹目、4匹目出産

たらは羊膜破るのは私の仕事と認識したのか

鼻で子猫をつつきながら訴える。



そのためこちらで羊膜を破り

胎盤をたらの顔の前に置き処理を促す。








その後

0:00までに

4匹の子猫が無事生まれました






先生曰く

猫一人きりでの出産したり

人が手を加え育児放棄をすることが多く、

今回のように猫が自ら人の手を借りて出産するのは

とても珍しいらしいです。




とにかく

こねこもたらも

無事で出産が終わって良かったです。


出産翌日の授乳の様子
たらの顔つきがすっかりおかあさんになってました(^^)

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