2016年7月15日金曜日

麦②

前回①の記事


この麦に関する記事が

これから初めて猫を迎える方、

あるいは

はじめて猫を迎えようかと検討されている方

のお役に立てればと思います。

(以下かなり長くなりました(-_-;))




麦の譲渡は

我が家での引き渡しとなりました。

保護主のアンニィさんご夫婦が1時間かけて

いらっしゃいました。



脱走防止柵と物品の確認、

家の中の環境を確認頂き

正式に里親となりました(^‐^)



アンニィさんのブログにも譲渡当日の様子を
載せていただいてます




麦の始まりの部屋は、相談の上

一番奥の部屋、書斎からのスタートです。




自宅での引き渡しは、

保護主の最終確認に加え

里親側も実際に安全を確認してもらい

環境の相談もできるので

とても安心できます。



アンニィさんご夫婦が帰宅後、アドバイス通り

部屋の扉を閉めて30分ほどお留守番テスト

帰宅後、小屋から本棚の中へ移動してました。


その日の夜にご飯もお水も摂ってくれました。





お留守番テストは

翌日、3時間

翌々日、半日

と、心配しましたが無事過ごしてくれていたようです。





ですが、一つ事件が。

4日目の朝、密閉ケースに入れていたはずの

おやつが噛みちぎられ、乾燥剤の中身が床に散乱・・・・。

事前に調べておいた救急動物病院に相談し、

保護主さんにも相談。

麦も無事で事なきを得たとはいえ、

人間の不注意で思わぬ事故が起きることを思い知らる出来事でした。





それからは危険な物や狙われそうなものは戸の中に置くようにました。

そのおかげもあり、

事故なく

予防接種以外は病院にかかることなく

健康体そのものの麦。





日が経つにつれて、

麦は行動範囲を広げ

今では

家の中の気の向いたところでのびのびと暮らしています。





ダンボールの入りごごちを確認する猫もどき

テーブルの下で光避け

光合成

人間すらも座布団

高い本棚の上から見下ろすが、この顔・・・・

みんなが避けて通ってくれるという自信

気づいたらベットで眠るようになってしまった・・・・








麦を迎えて猫を飼うことについて

いくつか気付いたことがあります。






一つ目は、

共働きで夫婦そろって自分のことに一杯になりがちな私達にとって

はじめての猫を迎えるにあたり

成猫を選んで良かったということ。


今だに夜中、寄声を発して家中駆け回り、

寝ている人間のミゾオチを直撃

なんてこともありますが(汗)

やんちゃな幼猫時代を過ぎてある程度落ち着てくれています。

なので、お留守番も比較的安心です。

個体差はあると思いますが

構い過ぎなくてもお互い程よい距離で生活できます。




成猫になると性格もある程度形成されています。

保護主さんからの情報を元に覚悟と予測をして迎えられます。


当初、見た目の可愛さから

「やっぱ子猫にしようかな・・・」

とも誘惑されましたが

結果、私達の性格や生活スタイルを考えると

はじめてが成猫で

本当に良かったです。







その貪欲な食欲は覚悟の上だよ・・・










次の一つは、どの子に決めるか

妥協せず夫婦でとことん話し合って良かったということ。

家の中に今までいなかった存在が現れ、

最初は生活に違和感を感じます。


猫の性格を受け入れるのも大変な上、

間に入る存在(ペット)で

互いの距離が変わりギクシャクします。

また、細かいことでどう世話するかぶつかります。



どの猫を迎えるか決める際

もしもどちらかが我慢して妥協して決めたら、

「こんなはずではなかった!!」

が日に日に膨らむと思います。



パートナーが自分よりペットを可愛がったら

ヤキモチから最悪な場合、

ペットを「邪魔な存在」と思いかねません。


自分たちの関係性のためにも

猫の幸せのためにも

諦めずにお互いが納得できる子を見つけて本当に良かったです。



今ではどちらが麦に愛されるかを競う日々。嫉妬!











最後に、飼いやすい子はいないということ。


麦は一般的にとても穏やかな方だと思いますが

やっぱりクセはあります。

それは、毎晩毎晩

夜中の3時~5時に

必ず起こしてくる!


仕事で構えない日の夜は特に激しいです。


お尻や足を甘噛みされたり

ひたすらザリザリ舐めてきたり

顔の上に乗って来て鼻と口を塞がれたり。


試しに夜は書斎においてみたら

扉を叩いて大声で猛抗議。


結局、私が我慢しつつ

時には声を出して「それされたらイヤ!」と知らせることで

少しはよくなりました。

が、今も続いてます。




クセは猫それぞれ。


猫に体罰などのお仕置きは逆効果です。


「飼いやすい子」という理想は一旦置いといて

ある程度、希望に沿っている子だったら

あとは接し方の工夫と

何があっても受け入れる覚悟

が大切かなと思います。


それでも程ほどにしてくださいね。









あくまでも私個人の意見ですが

参考になればと思います。



猫は犬に比べて飼いやすいとは言われてますが

命があるものは

それなりに手はかかるし

お金も思っていたよりかかります。

年中毛が飛んでおそうじも大変です。

将来引っ越しを考えてるなら

物件探しも大変で家賃も高くなります。

考えられるだけのあらゆることを覚悟して迎えるだけでも

飼いやすさは違ってくると思います。






甘えん坊で

寝るか食べるか遊ぶかのんきな子ですが

夫婦喧嘩をすれば間に入ったり

落ち込んでいたらそっとそばに寄り添ってくれる

優しくて大切な存在です。




うちに来てくれてありがとう!!!



※子猫の里親募集行っています
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よろしくお願いいたします。

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